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2009年 02月 03日
わたしの小学生の思い出は、滝平二郎さんにあると
言い切っても過言じゃないほど、 わたしは滝平二郎の世界が今でも鮮やかに印象的に残っています。 でもこの「ソメコとオニ」は、大人になって まだここ数年で初めて出会いました。 このお話を絵本化するにあたっては、斉藤隆介氏が亡くなる10日ほどまえに 滝平二郎氏に、絵をかいてくださいよ。と頼まれたという逸話があるそうです。 詳しくは、絵本の巻末に出ていますが、それを読んだだけでも じーんときます。 わたしは、斉藤隆介作 滝平二郎と言えば、断然「モチモチの木」です。 あのおじいさんの顔が今でも強く残っています。 わたしは滝平さんの赤や濃い桃色が印象的で、、 怖いんだけど、読みたい。 そして読み終わるといつも 寂しくて、悲しくて、泣いていました。 畏怖にも近い存在の絵本でしたが、この「ソメコとオニ」に出会いなおして 心持ち少し楽になりました。 これも最近知りましたが、3年生の国語の教科書に最後に載っています。 ソメコとオニ 斉藤隆介 作 滝平二郎 絵 岩崎書店 この表紙のようにソメコというのは、どうもお転婆で ありあまる元気を持っているようです。 あまりの元気さに、兄弟身内は遊ぶものの 最後には 「ソメコ、あっちゃ行って あそべ。いい子だからナ」と言われてしまいます。 村のおじさん、おばさんも 「あちサ行け、あちサ。ひとりで あそべ。 いい子だからナ。 おばさんは しごとで いそがしんだ」 そうして、ひとりで遊んでいるところに ひとりのこわい顔おじさんが現れて、一緒に遊んでくれました。 このこわい顔のおじさん、実はオニなのです。 ソメコは、オニにさらわれてしまいました。 オニの住む岩屋に連れてこられても 「サァ、おじさんと ふたりッきりで あそべるゾ!」 とソメコは はりきっています。 オニはソメコの親にソメコを返してほしければ 金の俵を一俵、馬に積んで岩屋のまえにおいておけというような 手紙を書きたいため、 「だいじな手紙 かくんだからな、おまえ あっちで、一人であそべ」 とオニにまで言われてしまいます。 ところが、「テマギなんか かくより、カクレンボのほうが おもしろいゾ、 テマギやめて カクレンボするベエ!」とオニを誘います。 怖いはずのオニもてんてこまいになったのでしょう。 めんどくさくなって、人間のすがたはやめてオニの姿になりました。 オニのパンツに角がはえて。 こりゃ怖がるだろうと思ったら 大間違い。。。。 「アーララ、アララ、おへそが みえら!」と大笑い。 「ナ、おまえ、オニなら オニゴッコしよう!」とはねまわります。 やかましくて 『テマギ』もかけないオニ。 村ではソメコがいなくなって大騒ぎしていました。 そこへオニからの手紙が届きました。 オニはギブアップしたらしく、はやくソメコを迎えにこいと書いてあります。 助けてくれとも、、 ソメコを迎えにきたら お礼に金の俵一俵を馬につけてやると。。。 悪いことはするもんじゃない。ということでしょうか。 それにしてもソメコ凄い。 このお話を読んで思い出したのは、漫画ですが 一条ゆかりの「有閑倶楽部」の第一話。 第一話では、剣菱財閥の剣菱悠理が誘拐されます。 もちろん流れや結末は違うけど、こちらでもあまりの悠理のすごさに 誘拐を後悔するほどでした。 そうそう、手紙を「テマギ」としか言えないソメコは5つです。 今日5つになる双子たちと同じで、同じ年のソメコには共感を持っている二人です。 モンスターズインクでの女の子ブーも サリーたちをてんてこまいにさせてましたね。 本当に、子どもというのは、無邪気で天真爛漫は良いのですが いかんせん、体力がついていかないことが多いです。 自分で例えるなら、若い時の子育ては体力もあるけれど 精神力でついていけず、、、 いい年で産む場合、精神力はついていくけれど 体力がついていかない。と痛感しているこの頃です。 毎日、毎日、5人の子どもたちに囲まれて幸せ〜と言いたいですが、 もちろん幸せです。 でも、母だからと言ってもやらねばならないことはあるわけで、、、 それをこなしながら上手に過ごせるのも 幾日かで、、、 たまには、自分の時間が欲しい。 1時間とはいわない。 30分でも欲しい〜 一人になりたい〜と思ってしまうので 子だくさんの母ってわたしには無理なのか? と思ってしまうほど、にぎやかな毎日です。 今日は双子の誕生日。 恵方巻きは、作るのを断念。 バテ気味なのでケーキだけ作ります。
by soritant
| 2009-02-03 01:29
| 美しい絵本
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