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2009年 03月 26日
この本は、実はこの春に本棚に追加したもの。
いつもながらに、ほんわかする季節のコーナーで 店長の倉知さんセレクトの中でもきらきらしていました。 買い求めたのは、もちろんクラッベさん お日さまをみつけたよ M・ミトゥーリチ 原案 絵 松谷さやか 文 福音館書店 何と言っても絵がいいのです。 冬なら冬の凍りつく寒さ、ロシアだもの。 それは凍てつく日々でしょう。 昼でもくらい日の様子がありありと出ています。 ところが、春を予感させる鳥が飛んでいます。 それが、いいさし色で冬の中でも暖かさがあるのです。 森の動物たちの春が待ちどおしい様子 肌をよせあう小鳥たち 雪の中で眠るクマ、まるまっているきつねにおおかみ。 真っ白なうさぎ。 そのなかを嬉しそうに飛び回るふくろうのまた自由さが羨ましいほど。 木々たちも寒くて身動きもとれないほどまっすぐなのに。 春が来たというだけで、蜂も飛び川が流れ 木々が芽吹きはじめ小花が咲き始める。 まだ上手に喉ならししていない鳥の歌声が ぎこちなく響いていそう。 シマリスが幹を滑り降りてくる様子は 春が来たと伝えたくて仕方なさそうです。 のいちごの香りがただよいはじめ 春と同時にあちこちでは子どもが誕生しています。 ページごとに太陽の陽射し加減が微妙に違うことに 何度も捲るまに気がつきます。 大きく光臨を放つ太陽を背に 親たちは子を育てます。 その横で、ひねたふくろうの顔のおもしろいこと。 ところが、ふくろうは暗闇が好きなのでおもしろくないのです。 そして、太陽をつかまえてしまい、岩戸に閉じ込めてしまいます。 まるで日本の古事記のようじゃありませんか? ふくろうに閉じ込められたわけではないけれど 天照大神は、自ら閉じこもり世から光をなくしましたよね。 動物たちは、日が暮れると眠りに落ちます。 ふくろうは意地が汚いので「いつまでも ねむるが いいさ!」と言い放ちます。 いつまでも夜が明けないのでおかしいと思いはじめた動物たちは お日さまをさがしに旅にでかけます。 そして、うさぎが『ふくろうのおかげで』お日さまをみつけ くまが岩戸をとりのけました。 岩戸からもれる陽射しの色合いの美しいこと、、、、 どうやったらこんなに眩しいほどの色合いが出せるのでしょう。 思わず目を細めてしまったほとです。 シベリアの昔話をモティーフに作られたお話だそうですが シベリアの冬の厳しさと春を迎えた時の喜び 太陽がいつもくれる恵み、尊い存在だということを 絵だけでもじゅうぶん伝わるように描かれています。 そこに松谷さやかさんの、短い中にもわかりやすく子どもの心に 響くリズムいい言葉たちが加わることで、 余計に生命力溢れていると思いました。 ただここでのふくろうは、私の知る限りの「智慧の神様」 とあがめられている神の化身のような賢いふくろうではなく 暗闇が好きで、ひねたいじわるふくろうです。 ぜひ、美しい色合いなのでお子様と楽しんでください^^
by soritant
| 2009-03-26 23:21
| 春の絵本
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