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2009年 10月 18日
題名のチンチンは紛れもないあのチンチンで。
電車とか、そういうのではありません。 でも、れっきとした絵本なんです。 これがまた・・・・おすすめ。 はしるチンチン (えほんのぼうけん) しりあがり寿 岩崎書店 やぁーこれを見つけた時、たまげました。 見つけた場所は、もちろんココ 店主さんがね、しりあがり寿好きなのよ。実はね、私も好きなの>< しかし、帯を見て驚きですよ。 天才漫画家しりあがり寿が描くチンチンの賛歌! 賛歌っていうのも、凄いけれど、て・・・・天才漫画家だったんだ。 帯に書かれるってことは、世間一般で・・・と衝撃。 誤解のないように言えば、そうですよ。そうです。 えっと・・・・しりあがりさんは天才です。 でもね、、、ここまで大絶賛しても・・・と思いながら 頁を捲ってごらんなさい。 ただのチンチンをみせびらかして走る!ではありません。 起きたばかりのコウキくん、何かスイッチはいったんでしょうね。 フルチンで疾走・・・・。しかも「あははははは」って・・・。 もう町をフルチンで疾走、誰もコウキくんを掴まえられない。 大きい野原もフルチンで走り抜け 大都会さえ走り抜け 天真爛漫に猛烈にフルチンで走るコウキくんをみて くらーくなって、犯罪を犯しそうだった人まで立ち止まりました。 生きる気持ちもなくしてたコドモもがんばろうと思えました。 とにかくコウキくんはあらゆるフルチン効果を発揮していました。 コウキくんは3歳。 いわゆるコドモです。 もう金太郎あめのように、どこをとってもコドモ。 チンチンをだしたままコウキくんは走り続ける 海を渡り、異国の地でも「チンチン!」と言葉を教えながら走って 笑いをふりまき、大陸を横断してしまいます。 このとにかく走りつづけるチンチンパワー。 最後はどこに行きつくのでしょうか。 それはね、ほっこりあったかいコドモがコドモで一番いられて 一番幸せな場所に帰り着くのです。 ざっくりとしか紹介していません。 当然のことながら、細かいものは、読まれる方が楽しんで欲しい。 子どもを持つ親も、子どもと関わっている大人も これを読んで何を感じるのでしょうか。 私はこれを読んで片山健さんの「どんどんどんどん」(文研出版 )を思い出しました。ここで紹介しています。 子どもにはこういう、果てしないところまで 出させてあげる瞬間が必要なんだなということと、 出させてあげられる大人でありたいと思いました。 しかし・・・・しりあがり寿・・・・。 好きだな。。。 旅館から散歩に出た3人は ばちゃーんと飛び込み、このあと すっぽんぽんではしってきました。 もう何年も前の話・・・。
by soritant
| 2009-10-18 17:33
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