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2010年 05月 24日
冒険シリーズで紹介。
ふたごのかいぞく ウィリアム・ニコルソン 谷川俊太郎 訳 復刊ドットコム これなんとめでたいことに今年の元旦に発行されたもの。 半年たつけど、新刊扱いにしようかな。 以前、同じ作者のかしこいビルを紹介しました。 登場人物は同じメリーという少女が出ます。 「かしこいビル」では、置いてかれたビル(お人形)がドーバー駅 までおいかけていくという、ものすごいお話。 そしてこの本でもメリーという少女が登場し またまた新しい出会いがあります。 同じメリーなのですが、続編かというとそうではないらしいのです。 ひとつは自分の娘のために、 もうひとつは孫のために書いたお話。 というと時間差もあるのかな。 イギリスの国民的画家と呼ばれるウィリアム・ニコルソンは 他にもいくつか絵本を出版しています。 きっと、みなさんも目にしているのは『ビロードうさぎ』(童話館出版) ではないでしょうか。 後ろについている解説もなかなか読み応えありです。 1920年代の匂いが好きなあなたに。 ウィリアム・ニコルソンのサービスなんだろうか 頁を捲るとそこには『For』と『From』のスペースが しかもそこをヴィーナスのような女性の息吹が吹きかけられている。 ある夕暮れの浜辺で 見つけた大きな貝殻。 そこにいたのは、ふたごのかいぞく。 メリーのボワンとしたズボンがとても可愛い。 メリーはふたごを連れ帰って (なんだろう、それぞれふたごは、スコップらしきものとバケツらしきものを引きずっている) お風呂にいれる。 ドット模様のお裁縫道具が、とても可愛い。 食事を食べさせた。 かしこいビルでもそうなのだけど 絵の見せ方がとても魅力的。 どう魅力的かというと 文章でこんなものを食べさせたじゃなくて 『たべさせた こんなものを』 と言葉が続き、シフォンケーキだろうか 大きくカットされている。 これだけで、瞬時に何味だろうと考えてしまう。 見せ方というか、魅せ方が本当に上手。 次の頁には 立派な蟹とロブスター。 すごい贅沢な食事。 ワインもあるの。 メリーは、服の着方を教え、 Sで始まる言葉も教えた。 そしてジャマイカの位置も。 たぶんに想像するあたり、この黒んぼかいぞくくんたちの 出身地が「ジャマイカ」なのだろうと想像してのことだろうか。 そして、天の川がどこにあるかも教えて。 踊ることも教える。 ここのシーンなんて、蠟燭1本で踊っているけれど それこそ楽しそうに影が揺らめいている。 シンバルとバグパイプを持ち演奏している。 そして、いたずらもやめない。 ある日針刺しの上に手紙が ふたごのかいぞくは旅にでた。 そこで初めてイニシャルがわかる。 もしくはそう呼ばれていたのかも。 BとA。 さて、ふたごのかいぞくBとAはどこへ旅にでたんだろう。 約束通りにメリーのもとへ戻ってくるのかな? それはご覧になってのお楽しみ。 最後の頁はさすが画家らしくと、、と表現するのが 正しいのかわからないけれど ある有名な画家の書いたひとつの絵画がモティーフになっているのも ひとつ、おもしろいところ。 かしこいビルをお持ちでない方もどうぞ。
by soritant
| 2010-05-24 17:08
| 冒険や旅をする話
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