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2010年 06月 15日
おへそがえる・ごん ぽんこつやまのぽんたとこんたの巻 赤羽末吉 さく・え 小学館 母の友だったか、なんだったか 最近とみに物忘れが多いので これもまた例にもれず記憶が定かじゃないのだけれど、 松井直さんが赤羽さんとの出会いを書かれていたのを ここ数ヶ月の間で読んだ覚えがあります。 とにかく赤羽さんが描く絵をみるたびに このかたは、絵を描くことを愛されているんだな、 描くことに楽しみながらも懸命に立ち向かっているな と感じるものがあります。 存在感があるのに、筆の運びはけして 荒々しくも強くもない。 私には不思議で、どれもこれも飄々としたイメージが どこか拭えないのでした。 その飄々さを、まっこと絵に表したのではないだろうかと 印象づけたのがこの絵本。 初めての出会いでしたが 赤羽さんぽい絵だけど・・・・ ・・・・赤羽さんだ。 そう気づいた時には、握りしめてレジに向かっていました。 もし未読の方は、ぜひご覧ください。 本来、もう少し横長のような気もするのだけど 鳥獣戯画のようなタッチで、時は戦国時代。 なにせこのかえる、一癖も二癖もある蛙。 手癖が悪いんじゃなくて、へそ癖が悪い。 安曇野のちひろ美術館には原画あるそうなので 今年中にぴょんと見にいってまいります^^ おもしろいので、ぜひ。 家族で楽しんでください。 蛙なだけに、ぜひ持ち帰る。
by soritant
| 2010-06-15 23:35
| 美しい絵本
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