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http://www.kodomiru.com mail: info@kodomiru.com ”絵本とわたしとこどもたち”の利用につき管理者の許諾を得ずに、当サイト内のあらゆる画像や文章をなどの情報を無断転載することは著作権侵害にあたる行為のため禁止します。 <読んでいる本> 三国志 野に出た小人たち <最近読んだ本> すももの夏 クロニクル千古の闇 最終巻 決戦のとき 500年のトンネル 上下 500年の恋人 <最近嬉しかったこと> 私より年上の「白鳥」と「星の王子様」の面倒を見る事になったこと。 "CopyRight(C) 2006 - 2010sorita All right reserved." 以前の記事
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2008年 11月 19日
八ヶ岳の美術館旅行。
最終日に向かったのは、『八ヶ岳小さな絵本美術館』 そうなんです。ここに来るのは、9月から願っていました。 ただいま 『ハンス・フィッシャー展』開催中です。 ハンス・フィッシャー。という画家の名前に聞き覚えがなくても 「こねこのぴっち」や「たんじょうび」なら聞いたことがあるのは? 氏は、49歳でこの世を去っています。 遺した作品は、わずか6冊。 体調を崩してから絵本作家になったわけですが、それまでは 舞台美術や版画、ショーウィンドウの装飾、教科書の挿絵などで仕事をしていました。 興味がある方は、私が語るよりも早いのでこちらを。。。ハンス・フィッシャー 小さな絵本美術館は、さとうわきこさんが主宰する絵本美術館で、たくさんの原画や絵本の古書が展示されています。 リチャード・ドイルの「妖精の国へ」のリトグラフや、世界で一番古い絵本だと言われているハインリヒ・ホフマンの「もじゃもじゃペーター」の古書、というかあれは初版でしょうか?(160年以上も前のものだとしても、そうでなくてもあることはすごいことだと思う。) オルファースの「うさぎの国へ」。エルンスト・クライドルフもありました。 ケイト・グリーナウェイもありましたよ。 みんなショーケースの中なんですが、ほんとうに恋する本屋さんは良心的だと思いました。 バイクで来ていたお兄さんがじぃーーと一つ一つを眺めていたのが印象的でした。 あれぐらいじっくり見たいわとオットに言ったら 「ぼくはミニカー展やジーク展だったら、一日いられる」と返ってきました><。 ま、そうでしょう。 去年のMOEの12月号で「こねこのぴっち」と子猫の絵本特集を企画されてましたが こちらも見所満載。 バックナンバーで購入されても損はないと思います。 八ヶ岳館では、『たんじょうび』と『ブレーメンのおんがくたい』 『ながくつをはいたねこ』『いたずらもの』 我が子へと贈った手描き絵本 壁画下絵、版画、スケッチ 等が展示されています。 長女のウルスラに「ブレーメンのおんがくたい」 長男カスパールに「いたずらもの」 末娘のアンナ・バーバラ4歳の誕生日に「たんじょうび」 それぞれ手描き、装丁手づくりの絵本を贈りました。 『たんじょうび』の一番最後でこねこがうまれるのですが その続きを知りたがったアンナのために描いたのが 「こねこのぴっち」だと言われています。 後に、それを世に出しています。 石版画にする前のデッサンなど、リトグラフにされたものなど 多数の展示は見所がありました。 フィッシャーの絵は、繊細な線なのに今にも動き出しそうな 躍動感がどれにもあります。 世界に一つの手描きの絵本。 その中に描かれている一つ一つは、自由さがあって動きがあって さらに食い入るように眺めていたい絵本でした。 壁画下絵も展示してありましたが 仕事仲間の親友の作家もいいます。 絵だと小さく書くよりも大きく書くことのほうがごまかしがきかない。 筆に動きが出てこなければ『間』がもたないのだと思います。 でもフィッシャーの壁画は、どれもはっと息を飲む美しさです。 今でもチューリッヒの国際空港にあったという壁画の迫力もすごいです。 氏の歴史を紐解いていくと同じスイスの作家であるパウル・クレーに師事しています。 詳しくは、図録があります。 それにしても、、、食いしん坊な私は『たんじょうび』に出てくる 「クグロフ」が美味しそうで、、おいしそうで。。。 初めて食べたときの感動がよみがえります。 絵本の中のたべものというのは、どれもこれも どうしてこうも 想像を膨らまさせてくれるのだろう。と思います。 なかには、、、、たまに、、、 ショックな味のときもありますが^^; 私はこの見開きの絵が幸せで大好きです。 姪のたんじょうびにもあげました。 八ヶ岳館の奥にいくと図書室とティールームがあります。 ティールームに囲まれた状態で、一つ下にあるのが図書室。 これがまた、ちょっとしたかくれ部屋のような感覚になるようで こどもたちは、時間になっても動こうとしませんでした。 そこは、、、もうお宝満載です。 絵本好きにはたまらない絶版の数々が存在しています。 ためいきものでした。 息子や娘は「お母さん、なんでもうかえるの? 一日いても飽きないよ」 わかる。わかる。本当にわかる。 どうでもいい人には、限りなくどうでもいい絵本。 でも好きな人にはたまらない それは好きなら何でも一緒だよね。 どんなくだらないものでもさっ^^ でもこの八ヶ岳館は侮れませんよ。 片山健さんや瀬川康男さん。センダックにホフマンの原画まで!!! 本物を見せることができること。 こういう機会に感謝です。 私が購入してきたものは、、、 スイスの小学校の教科書の古書です。 挿絵は全部 フィッシャーのもの。なんて贅沢!! さしずめ日本なら 言葉は全部谷川俊太郎さんで挿絵は安野光雅さんの『にほんご』のようなものでしょうか。。。 もともと館長の武井さんは、この教科書を目にしたことがきっかけだと書いてありました。 3種類ほどありましたよ。 私は中味をチェックして、ブレーメンがのっていたものにしました。 またタッチが違っていておもしろいなと思ったからです。 当時教科書は、もらえるわけではないので、後ろに名前を書いていたんですよね 誰が所有していたか、これで歴史がわかる。。。 残念ながら、私のはマルセル君一人だけ。 他の本では何名も書かれてるのもありましたよ^^ 残念ながら岡谷本館には行けず、、、でしたが まだ時間はあります。 が 実はね、 この日曜の夜から双子の1人がおたふく風邪になったので ぴゅーんと見てまわった八ヶ岳館。 無理は禁物なので このまま帰路へとつきました。 そうそうここまで来たらぜひここのそば処へ 夫婦とも 10年以上愛用しているお店 そば処柊 ここの山菜そばは絶品です。 初めての晴れ間 八ヶ岳館に着くと、枯れはの絨毯の真ん中に おおきなブランコやら遊具が・・・・ こっちゃんは、行けませんが、3人はおおはしゃぎ。 それにしても・・・どうしてわっちゃんはプレイクロスを持ってるんでしょうかねぇ 頭にまいて・・・・ばばばあちゃんの真似でしょうか。。。 そうかもね。 看板みたあとで わざわざ車に戻ってたものね。 こどもたちがだいすきな さとうわきこさんのばばばあちゃん。 4コマまんが ならず3コマまんが風で。。。
by soritant
| 2008-11-19 23:12
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