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2008年 12月 09日
「よるくま クリスマスまえのよる」 酒井駒子 白泉社 この本は、平成12年の10月に初版発行され たった6年の間に14刷も発行された絵本です。 あれから2年、どれだけ多くの子どもたちを魅了しているのでしょうか。 この本は、息子が2、3歳の時に偶然本屋で買い求め、というより、、、 気づいたら息子が抱きしめていました。 なので 連れて帰った絵本です。 毎晩、というより、気づくと一日中読まされていました。 その後、ふみや、次に産まれた双子たちに(もちろんゆうにも) 愛されすぎて、綴じ糸がよれて、ボロボロにバラバラになるほど、、、 ちょうどそのころ絵本展がありました。 駒子さんの原画も多数ありました。 どの絵にも、あまりにもせつない気持ちにかられ、 しばらく動けませんでした。 ちょうどその時です。 6年愛用した絵本にさよならをして 新しい『よるくま クリスマスまえのよる』 を買ったのは。。 綴じ糸がよれよれ、持つとバラバラ。 駒子さんが見たら悲しむだろうに、、、と親しくしていただいてる クラッベさんに話していたら、 「とんでもない。こういうの見ると作家さんは喜ばれるんですよ」 愛しすぎてよれよれのよるくま。。。 当時の私は、本を大事にしてほしくて、 このよれよれは、悪い見本になってしまう。と思い なくなく捨てたのでした。。 すっごく今は、後悔しています。 その後バムケロも、ももんちゃんもよれよれになったものは みんなとってあります。 よるくまを買い直したときは、双子たちもきちんと扱うようになっていたので いまの2代目「よるくま クリスマスまえのよる」は、綺麗なままです。 そこまで愛される「よるくま」 話の内容は、難しくありません。 ある知人に言わせると「こんな絵本ありなの?」などと行っています (ようは、構成が 簡単すぎということで) でも、私は、何度読んでも、懐かしい思いでじーんとくるのです。 包まれたような優しさにかられるのです。 それもそのはずです。 この絵本が生まれたきっかけは、古いガラス玉のオーナメントがかわいらしくて 「こういう感じで描きたいな」と思ったそうです 「ガラス玉に色が裏からついているようなオーナメントで、噛むとじゃりっとする質感が好きです。」とも語っています。 私のガラス玉の思い出は、とても小さいとき、 あまりにも綺麗で手で持ったとき、なんでだろう。 ちょっと強く持ってしまった、指先に少し力をいれて、、、 儚く、あっけなく、パリンと 夢がはじけるように割れてしまった。 あのパリパリを思い出す。 同じじゃないけれど、じゃりっとと、私のパリっは似ているような気がします。 駒子さん自身のクリスマスの思い出は、 3歳ぐらいの時に、朝起きたら枕元に木の乳母車と人形が置いてあったそうです。 「なんだろう」と思ったら「クリスマスだから贈り物だよ」と。 よくわかるのは、小さいころはクリスマスがよくわからなくて、 でもプレゼントがもらえて、ケーキがあって、 なんだか部屋もキラキラしていて、いつもはねなさいっという親たちも 今日に限って「ま、いいか」と言ってくれて、 その下りを読んだ時に、そうそうと頷きました。 そして、突然、電気をパチンと消すように「もうおしまい」と言われるのです。 駒子さんの語りによると「嬉しいなとはしゃいでいたら」。。。 「よるくま クリスマスまえのよる」 は、本当にそんな感じ。 怒られていいこじゃないからサンタさんこないかも。 そうしょげている子どもによるくまが優しい旅に連れていってくれます。 駒子さんは、4歳ぐらいの時は、いろいろ思っているんだけど 人に伝えたりする術がないから、ただ思っているだけのような気がする。 そういう気持ちを掬いとっています。と答えていますが この気持ちは、どの絵本にも通じるのだと思います。 ついつい言ってしまうかもしれないけれど、 いいこじゃないとサンタさんはこない。は、大人が思うより辛辣な 傷つける言葉なんだと思いました。 かくいう私も、先日、おもちゃや本を足で踏んでいて 「大事にできない子にはサンタさんおもちゃくれないよ」と 言ってしまい 反省。。。。 子どもにとって、「よるくま」は、寄り添える大事な自分自身に見えるのかも。 この絵本は、ぜひぜひ、本棚へ。 駒子さんのお話が気になる方、バックナンバーでまだ購入できるはずです。 MOEの2006年 12月号「聖夜に贈りたい絵本100」を お買い求めください。 エキサイトで知り合った同じ双子ちゃんのママcicoさん。 彼女にお会いしたことはないのですが 綺麗な写真と子どもたちへの優しい目線、 それと食べるものも着るものも手づくりをたしなむ姿は尊敬します。 私が双子のママだけだったら、、、 たぶん、いえ 絶対に同じようにできないなぁといつも思います。 真似たいママの1人ですが、そちらでも「よるくま クリスマスまえのよる」 を紹介しています。 felice*poco
by soritant
| 2008-12-09 12:25
| クリスマス絵本
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