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2008年 12月 13日
よく絵本の帯に『珠玉の一冊』などと書かれているけど これもいわゆるその1冊。 バーナデットのアンデルセンシリーズは、 その包み込むような優しい線画と どこまでいっても裏切らないメルヒェンの世界に 浸れる絵本だと思います。 アンデルセンは以前にも書いたように、 私にとっては、胸がぎゅぎゅって締めつけられる悲しみがある絵本。 ちいさすぎる子にはわからないし、 5歳ぐらいから就学前の子には微妙な気持ちを残してしまうような気もします。 このあたりいつも複雑なんですよね。 いい絵本でも読む時期を間違うと、理解できないし面白くないし。。。 今度聞いてきたら、ちゃんと書きます。 『バーナデットのモミの木』 新装版 アンデルセン原作 バーナデット絵 ささき たづこ 訳 西村書店 バーナデットの描く絵は、儚いほど繊細です。 降りはじめの雪の中に佇むこのモミの木の表紙。 実際に手にとって見ると、ものすごい緻密な絵です モミの1本、いっぽんが息づいています。 漫画の話で恐縮ですが、髪の毛がたわわで艶やかな 美しい、そうまるでシャンプーの宣伝のような髪を描かれたものがあるでしょう。 例えば一条ゆかりとか、彼女なんか髪の毛を描くだけでもすごい時間が かかるそうです。 名前を忘れてしまったけど、もう1人いますよ。 髪の毛だけで何時間もかけてる漫画家が。。。 バーナデット・ワッツのクリスマスツリーは、 ほのかに光り輝く様子がなんとも美しい絵です。 ある森にはえていた小さなモミの木。 まわりにある立派なモミの木になりたくて「かわいいモミの木」 と褒められても嬉しくありません。 冬になってウサギに飛び越えられるたびに腹をたてていました。 考えていることは『はやくおおきくなりたいな』それだけです。 毎年、秋になると切り倒されるモミの木がたくさんあります。 どこに行くんだろうと思っていると渡り鳥たちが教えてくれます。 モミの木は思います。 「ああ、ぼくも大きくなって、海をわたってみたいなあ」 すると、お日さまの光が「ここにいることを、よろこびなさい」 このように、どの場面でもモミの木はいつも自分の状況に満足できません。 いつもうらやましがります。 でもとうとう憧れていたクリスマスツリーになれる時がきました。 ツリーになれるということは、切り倒されるということなんですが モミの木は、切られたときの思いを語っていますが 読みながらこちらまでズキンと痛みがくるほどです。 綺麗に飾られたモミの木は嬉しくて仕方ないのですが プレゼントを子どもたちがとったあと、、、 もっといいことがあると思っていたのに、気がついたら屋根裏に運ばれてしまいました。 ながいながいひとりぼっちの時を過ごします。 そしてようやく春が来たとき、外にでられましたが。。。 モミの木自身は、すっかりひからびています。 ただてっぺんの金色の星だけが輝いていました。 まだ続きはあるのですが、最後はモミの木がたきぎにされてしまいます。 どの場面でも満足せずに羨ましがって「もっともっと」と 思っていたモミの木。 最後に燃やされてるときに思ったのは「ああ、ぜんぶおわったことなんだ。もっとたのしめるときにたのしんでおけばよかったなあ」 大人の考え方でいけば「自業自得」とか「ばかだなぁ」とかとなるのでしょうね。 教訓的な話にも思えるし、、、 でも 子どもの目にはどううつるのでしょうか。 バーナデット・ワッツの魅力なんでしょうか。 とても悲しいお話なのに、流れる時間は優しいのです。 「ここに、いることをよろこびなさい」 この言葉こそクリスマスにふさわしい、 だからこそバーナデットの「モミの木」ははずせません。 華奢な薄紙。 8枚なり、16枚を決められた折り方で重ねていく。。 子どもたちは、おたふくでお休み。 毎年夜、コツコツ作っているトランスパレント。 今年は、彼らも作りました。 上手にペーパーナイフも使えるようになり。。 成長を感じて嬉しい><。 深く、低くさす冬の陽射しは格別に美しい 冬の窓辺に飾るトランスパレントスター 冬になると出すカフェカーテン。 雪の結晶の話はまた別で。。。 そばのウォールナットのアンティークの上には アドヴェントリース 隣には、姫りんごとクルミ割り人形 クリスマス・イブまで、あと11日
by soritant
| 2008-12-13 14:19
| クリスマス絵本
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