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2009年 09月 05日
昔話とかグリム童話は、本当にほっとする。
日本昔話なんか、 わら一本でお金持ちになったり 寝てばかりのとんでもない怠け者が金持ちになったり 思わず子どもに読んでいて 「らくしていいよ」なんてことにならんか と、ふと思ったりしても なんだか、小澤先生の「昔話は弱者に優しい」の言葉を 思うと、うーん。いいもんだ、とつくづく思う。 しかし、いつ読んでも 今日、紹介するリトアニアの民話は 不可思議で仕方ない。 こんな悪魔もいるんだ、と拍子抜けする感じ。 パンのかけらとちいさなあくま リトアニア民話 内田莉莎子 再話 堀内誠一 画 <こどものとも>傑作集 福音館書店 お弁当は、いつもパンをひとかけらしか 持ってこられない、貧乏なきこりがいました。 ところがある日、なりたてのあくまなんでしょうか? なんかしたくてしょうがない、そんな顔をしている ちいさなあくまが、きこりのひとかけらのパンを盗みました。 それを自慢げに大きな悪魔に報告すると 大きな悪魔は、怒るの、なんのって。 『なんて やつだ! びんぼうな きこりの だいじな べんとうじゃいか。さ、いますぐ あやまりにいけ。 おわびの しるしに きこりのために はたらいてこい。 なにか やくにたつことを やってこい。それまでは、 かえってくるな!』 もうね、そんなこといわれてびっくら仰天の顔。 そこで、きこりのもとへ行って 言われたとおり、お詫びをするんです。 そこで、あることをして、きこりたちは裕福になりそうな 幸せのチャンスを、ちいさなあくまのおかげで 手に入れます。 役に立つことをした、ちいさなあくまは やっとお家に帰れることをホッとするんだけど・・。 貧乏な夫婦、ちいさなあくま、おおきなあくま いやな地主。 ありきたりな登場人物だけど、お話はおもしろい。 さすがに内田さんが訳だしね。納得。 堀内さんの挿画も、どれも力強くていい。 なのに、本当に貧乏なきこりだけは、 へなちょろなんだけど、最後のイキイキとした見事な表情! ただ、ひとつ残念なことは いいお話なのに、絵に言葉がかぶってしまって 読み聞かせする時に見にくい部分がある。 これは、正直、編集ミスのような気もするし 堀内さんの絵をいかすと思えば仕方ない処置なのか? でもね、読んでて、読みにくいのは気になるのだけど わたしだけかな・・。 うーん。尋ねたい。 これを読むと、あくまって悪い人たちばかりじゃなくて ふーん。お詫びするんだ。 役に立つこともするんだ。 そうかそうか。と感心をする。 そういえば・・・「グッド・オーメンズ」(ニール・ゲイマン著 金原瑞人訳 角川書店)で 出てくる悪魔も、なんだかんだといいやつだった。 やはり天使だった時の気持ちが少しはある?? そういえば・・・この本が見つからない。。。。 どこに行ったんだろう。 まぁ、いいや。 でもね、決して、「悪魔だってよいこともするし、お詫びもするのよ」 とは、言わないでね。こどもに^^; それにしても、麦畑が黄金色に輝いている絵は きこりもあくまもむじゃきに喜んでで 風なんかふいて、気持ち良さそうだな。 そこに一緒に行って、飛び上がりたいなぁ。 ココの頁は必見ですよ
by soritant
| 2009-09-05 20:59
| 昔話 寓話
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