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2009年 11月 11日
アクセル・ハッケとミヒャエル・ゾーヴァコンビの作品は
頁を捲ったその瞬間。 いやいや、表紙でぐぐっと感覚を鷲掴みに されているような気がする。 これ、好きでしょう。 と見透かされた感じ。 こういうの、私だけじゃないと思ってる。 パパにつける薬 アクセル・ハッケ 文 ミヒャエル・ゾーヴァ 絵 那須田 淳 木本 栄 共訳 講談社 以前にこのコンビ作品はクマの名前は日曜日で紹介しているけれど、まだ小出しの最中である。 「ちいさなちいさな王様」(講談社)も、どれもこれも 皮肉なユーモアたっぷりで、あっ。くそっ。やられたっ。 となってしまう。 胃袋じゃないけど、満たされるのだ。 読みながら、アクセルさんの正直な子育ての四苦八苦を 他人事のように笑える、あの時間は素晴らしかった。 なぁんだ、私んちだけじゃないわ、とか。 やっぱり子どもはこうでなくっちゃ、とか。 きゃぁーー、こんなことされたら、たまんない、とか。 元気な育ち盛りの3人の子どもたちとの日常子育てエッセイ。 包み隠さない、シュールさも秘めたアクセルの持ち味を お二方の訳で、イキイキと綴られている。 それは、読みながら、いとも簡単に、子がいる父であるなら 想像ができるシチュエーションばかり・・。 思わず、見えないはずのアクセルさんの肩を ぽんぽんっ・・・・と叩いてあげたい心境になる。 アクセルさんはジャーナリスト。 この育児エッセイは、ある妄想がきっかけになる。 『ジャーナリストをやめて、作家で食べていけたら・・・』 1冊、29ユーロ98セントで売られるなら 1冊分の印税で、そこらの社員食堂で暖かいご飯が食べられて 千冊売れたら、千回食べられる。 うーん、たしかに印税で食べられるって素敵。 私もそう思う。 結局、出来上がった本は、そんな高くないけれど みんなが2冊ずつ買えば、29ユーロ98セントが千冊売れた 同じ計算になる。 だから買ってね。 なんてはじまりのことばつき でも、印税で食べるって凄いこと、 アクセルさん曰く「グッドアイデアさん」が降りてこないとお話にならない。 でも、何気ない?やかましさの日常を こうもおもしろく書かれているエッセイ しかも父目線はあまりお目にかかれない。 レストランに入ったと時の子どもの態度。 寝不足と果敢に対峙して、ヴァカンスのために ひたすら延々とハンドルを握る父親。 とまらないゲップ。 金儲けの電話中の、舞台裏、子どもの様子。 無謀ともいえる子どもの質問。 あなたの心にひっかかって お腹を抱えるのはどのお話? そうそう、忘れちゃならないのが ゾーヴァのセンス。 一枚いちまいの絵が・・・・・ さらに、深層心理をついている。 見事!
by soritant
| 2009-11-11 23:45
| 家族のあったかい絵本
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