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kodomiru(子供と見る風景)
http://www.kodomiru.com mail: info@kodomiru.com ”絵本とわたしとこどもたち”の利用につき管理者の許諾を得ずに、当サイト内のあらゆる画像や文章をなどの情報を無断転載することは著作権侵害にあたる行為のため禁止します。 <読んでいる本> 三国志 野に出た小人たち <最近読んだ本> すももの夏 クロニクル千古の闇 最終巻 決戦のとき 500年のトンネル 上下 500年の恋人 <最近嬉しかったこと> 私より年上の「白鳥」と「星の王子様」の面倒を見る事になったこと。 "CopyRight(C) 2006 - 2010sorita All right reserved." 以前の記事
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2010年 02月 28日
昨日美容院へ行きました。
やっと、やっとの綺麗さん。 ミモザを一房持って入って来たMさんのお腹は 臨月で大きく、なつかしい丸みに なんかとてもほっとして・・・。 シンプルな瓶に生けられたミモザは確かに 春を連れてきていました。 最近カメラを撮っていない私・・・。 春いちばんのシャッターチャンスを逃したかも。 春になると、イースターがあるせいか、 とにかくうさぎの本が読みたくなります。 今年のイースターは4月4日春休みなので 庭でイースターエッグを探そうかな。 今日の1冊はゴールデンコンビで作られた絵本です。 うさぎのおうち マーガレット・ワイズ・ブラウン ぶん ガース・ウィリアムズ え 松井るり子 やく あのね、 と話しかけてきそうな表紙のうさぎ。 ガース・ウィリアムズが描く動物は、 なんでこうも生きているのでしょうか。 毛先の1本でも手を抜かず、まるで揺れているように見えるのは 私だけではないと思います。 コートのつるっとした印象の表紙から 見返しには・・。 マットでうさぎが野にひょこんといます。 このコートからマットへの移行だけでも 「生きている」演出ができてるなと感心しました。 ここに出てくる小動物は うさぎに、こまどりに、かえると、グランドホック。 はるの訪れを喜ぶ 「はる はる はる」と 嬉しそうにうたう姿は 見ているこちらまでうきうきしてきます。 はるになると、少し大きくなったうさぎは 自分の家を見つけるために野をかけまわります。 『 こうさぎが みちをかける じぶんのうちを みつけたくて うさぎの おうち ぼくの うち いわの かげか いしの したか みきの うろか つちの あなか どんないえが いいかな 』 こまどりに 「こまどりさんの うちはどこ?」 とたずねると、「ここ ここ ここ」とうたいかえす この音の響きの心地よさがとにかく優しいのです。 はいっていい?と聞かれても 「ううん、ここはぼくのうち」とこたえるグランドホック。 うさぎはひたすらかけていきます。 いわのかげか、いしのしたか、みきのうろか つちのあなか・・・。 自分のおうちをみつけるために そこで、白いうさぎに出会いました。 しろいうさぎに尋ねると 「ここですよ この いわかげの いしをくぐった あなの なかが わたしの おうち」 はいっていい? ええ 最後のページには、穴蔵で丸まっている姿。 そのうち、ちいさなこうさぎが ぴょんぴょん跳ね回るのでしょうね。 ガースの繊細な絵にワイズ・ブラウンの 流れるような詩の響きは この春おすすめの1冊です。 マーガレット・ワイズ・ブラウンとガース・ウィリアムズは とても仲がよく、作品のこともとても話し合ったそうです。 ガースの作品で有名な「しろいうさぎとくろいうさぎ」 あれはもともと茶色いうさぎと白いうさぎで描かれていたそうです。 描いてみたら、茶色より黒の方がバランスがいいので黒にしただけと 書いてあるものを読みました。 というのも、白、黒、ということで、黒人と白人の結婚を描いた のだろうと、かなり話題の作品になったそうです。 いまでも結婚の贈り物で選ばれる絵本のひとつですが そんなことを意識して描いていないと強く書かれていました。 初版の年数を見ると、うさぎのおうちの方が2年ほど早い。 結果から行くと似ていたとしても、全く違う内容の本。 この2冊を読んでいて思い出したことは、恋と愛。 先日シュタイナーの講座を受けられてきた先生のお話の中で 『結婚とは、天井がなくなって上が解放、開け放たれるようなもの』 と伺ったそうです。簡単に言えば、これまで守って来たものも みんなとっぱらって、これからどんな問題だろうと、何だろうと 何が振って来ても受け止めますよ。という意味で天井がなくなるのだそう。 考えてみれば、結婚をするとお互いのそれまでの価値観 が当然くっついてくる訳で、全くおなじとは限らないわけだし・・・。 人間は、大きくなるまで子どもを育てともに暮らし 無条件で子どもは親の愛を得ると疑いもしていない。 いつでもそこに無条件の愛が存在しています。 動物達は、産まれてすぐ、少し大きくなれば独り立ちを 強いられるわけですが、本能的に育児とつながり住処を用意するところ など、動物たちの生態は神秘的で感動します。 わかりやすく動物たちに例えられているけれど この2冊、どちらも大人が読んでも 得るものはある内容。 もちろん『大人向け』なんて高尚なものにして欲しいのではなく それだけ、『子どもだまし』は子どもに通用しないということを 強く伝えたいと思いました。 子育ても同じ、どの場面でも『子どもだまし』は通用しないですね^^; spring has come! 良い日曜日を。
by soritant
| 2010-02-28 08:50
| 春の絵本
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