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kodomiru(子供と見る風景)
http://www.kodomiru.com mail: info@kodomiru.com ”絵本とわたしとこどもたち”の利用につき管理者の許諾を得ずに、当サイト内のあらゆる画像や文章をなどの情報を無断転載することは著作権侵害にあたる行為のため禁止します。 <読んでいる本> 三国志 野に出た小人たち <最近読んだ本> すももの夏 クロニクル千古の闇 最終巻 決戦のとき 500年のトンネル 上下 500年の恋人 <最近嬉しかったこと> 私より年上の「白鳥」と「星の王子様」の面倒を見る事になったこと。 "CopyRight(C) 2006 - 2010sorita All right reserved." 以前の記事
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2008年 07月 14日
ぼくは sorita家の長男です。 ゆうちゃんとかゆうくんと呼ばれています。 ぼくの下には4人も女の子の妹がいます。 一番下のあおちゃんは まだ4ヶ月で ぼくにそっくりです。 ぼくは、野球が大好きです。 将来はプロ野球の選手になりたいです。 イチローのようなバッターになりたいです。 来年の1月になったら、ぼくは9歳になります。 4年生になったら、野球チームに入りたいです。 9歳の危機と言われていわゆる反抗期というか黄昏時がやってきます。 物思いに耽る時間とその反動からくるのか、反抗もすごいです。 今までに見たこともないような 人生最大の壁が彼をとりまく環境が やってくるでしょう。 シュタイナー教育では『ルビコン川を渡る』と言います。 この時期は孤独に苛まれるというか・・・ 『俺ってもしかして ひとりだけ捨て子?』 などと 考えてみたりします。 これって 『今の自分を確かだと思いたい。いや確かなんだ。愛されてるんだ』 と 心強く感じたい反動なんだろうなと想像します。 それはかつでの自分と重ねて、そう思うのだけど。。 3人のお子様それぞれの9歳の危機を通り過ぎた方が、私のアドバイスしてくださった言葉は『 美しいものをいっぱい見せてあげてね』でした。 10歳になるまで 『いろいろな美しい体験』をさせたいと思います。 きっと将来の糧になるものが作られるのでしょうから。 3歳までにも美しいものを。とよく言います。 3歳までの経験で9歳の危機もどう乗り越えていくのかは、関係しているのだと思います。 特別になにかしなくても とにかく肌をくっつけ愛していれば、それでいいのだと振り返り思います。 これから迎える彼の心情や経験の助けになるであろう(もちろん私にとっても) 絵本があります。 かぜは どこへいくの シャーロット ゾロトウ さく ハワード・ノッツ え まつおか きょうこ やく 偕成社 あたらしいぼく シャーロット・ゾロトウ 文 エリック・ブレグヴァド 絵 みらい なな 訳 童話屋 昨日 恋する本屋へ行きました。 子どもたちの本を買ったら、お財布が寂しくなってしまい購入できませんでしたが ゾロトウの絵本『かぜは どこへいくの』の日本未発売の 挿絵が別の方のを見つけました。 とっても素敵な木材の上にかかれた絵でした。 今度購入してきます。 この2冊。題名からすでに想像できるかもしれませんが、どちらも新しい自分に気づく物語です。 『かぜは どこへいくの』 小さな男の子が空を見ていて、一日の終わりを感じています。 この男の子はその様子をみていて、とても残念だなと感じるのです。 今日という一日を振り返る様子を聞きながら、自分も「今日という一日」をどう過ごしたかな、と考えると思います。 夜、寝る時にお母さんに質問をします。 「どうして、ひるは おしまいになって しまうの?」 お母さんは 「よるが はじめられるようによ。」と答えます。 わたしもこの「どうして?なぜ」攻撃はたくさん受けましたし、今でもあります。 読んでて私はこんなベストな回答出てこないとしょげました。 こういう調子でいくつでも質問が続きます。 どの質問もなにかを恐れているように感じます。 お母さんは、男の子に怒るでもいらつくでもなく『今は大切な時』とわかったのでしょう。じっくり話してきかせます。 全ての質問に答えてもらったあと男の子はいいます。 「おしまいに なっちゃうものは、 なんにも ないんだね。」 男の子は日が沈むように、お月様が隠れてしまうように、葉っぱが落ちるのも、冬が終わるのも・・・全てのことに『終わり』を感じて、おいてけぼりにされたらと不安だったのでしょうか。 それともこれから変わっていく自分の何かに不安だったのでしょうか? ページの一番最後のお母さんが息子に言うセリフがなんとも勇気づけられるのです。 松岡さんの丁寧な訳で思うのは、ささやくように、でも魂をこめて話す力強い母親の存在を見ます。わたしの憧れの母親がここにも1人います。 この本を読んで思ったことは、私のとって当たり前のことでも、子どもにとっては全てが不思議だから、つまんない反応をしないで、私なりのベターな回答をしよう。でした。 ま、実際 忙しいときは、なかなか思うように行きませんが^^; 「あたらしい ぼく」 ここでは 最初っから少年はいいます 「なんか へんなかんじなんだ」 「たしかに ぼくは ここにいるんだけど そのぼくは ぼくじゃないみたいなんだ」 と。。。 家族がいても ぼくだけ違うようにみえる。 風船がふわふわとぶ壁紙も、今までは好きだったのに 「いまは」ちっとも好きじゃない。 まわりの全てが、昨日と何も変わりないのに違う家のように感じます。 友だちとの遊びもしっくりこない。 散歩からかえった少年は、部屋を見渡す。 野球選手のカードやびんのふた。箱の中には夏にひろった貝殻。 貝殻にみとれて「こんな模様してたんだ、こんな形をしてたんだ。 これらはかつて海で生きてたんだ。」 少年は去年を思いおこし、 『あのときは ただ 貝がらをひろうのが おもしろかっただけだ』 と考えます。 昨日まで大事にしてたくまやパンダのぬいぐるみも他人のもののように見えてしまう。 少年は貝がらと好きな本だけを残して、おもちゃをしまいこんでしまった。 その箱をながめながら、 「ぼくは いま ここに いる ぼくは あたらしい ぼくなんだ」 と。 親は説教くさいものだから、これ読んでみたら?と渡してしまいがち。。。 でも こういう助けとなる本は、目につくようなつかないような場所で置いておくのが一番だと思います。 自分がそうなように、模索している時というのは、ある意味感覚が研ぎすまされているもので、 自然と必要な本は目につくようにできるのだから・・・。 もっとおさない子の躾本もそう。 『ありがとう』や『あいさつ』なんかの本なんか見ていても 読みながら 読み終えて、ついつい「●●ちゃんもありがとうと言おうね」 なんて余計なことを言ってしまいます。 かつて 私もそうでした。 でも そんなことは必要ないのです。 海綿のようにしゅわーと染み込まれたものは、自然に落ちてくるのを待っているのが一番いいのです。 昨日息子がぱっと選んだ本は「ゾーヴァの箱船」 求めているのかな
by soritant
| 2008-07-14 16:35
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